昨日の午後3時半に成田のゲートを出て、荷物の中からシューズと Garmin(GPS) を取り出して、あとの荷物は宅配に頼み、
向かった先は僕のスポーツトレーナー、渋谷の健身健康法学院。
おなじみのスーパーランナー、小林先生に100分間のダブルコースをみっちりやってもらいました。
僕のフクラハギに触れるなり、「もうパンパンですよ。このままだとレース無理ですよ。今日来てよかったですねぇ。」と、Warning。
オクトーバーラン200kmの達成目指して、出張先のサンフランシスコでも30km走り、今月ここまでは132km。
かなり無理が来ているのは承知していたので驚かなかったけれど・・・。
本当に行っておいてよかったと思う結果になりました。
今朝は7時30分に八王子駅で、Sさんに合流。 自他共に認める晴れ女は朝からエネルギー満タンの様子。
いつも元気もらってる人です。
大会がチャーターしている「マラソン列車」なる特急に乗って勝沼ぶどう郷まで。
そこからバスに乗って大会会場着は9時頃。 この大会に誘ってくれた走り仲間のUさん、Hさんの姿が見えないのが気になった
ものの、まぁスタート地点で会えるだろうと決め付け、Sさんと軽くアップ。 昨日マッサージしたのに出だしの足はズ~ンと重く感じます。
やっぱり疲れているんだろうなぁ。 今日は無理せずに行こう。 なんて心に決めました。
スタート地点で予想通りUさん、Hさんと遭遇。 よかった♪ おしゃべりしながらスタート待つこと20分。
10kmランのSさんは10時10分にスタート。 僕らは10時20分です。
スタート後2~3分のアップ走り後、本格的にスピードアップ。 ところが最初のコーナーを曲がって眼前に迫る長い登り坂を見たとき、
Sさん、Uさんに心の中で詫びました。 「こりゃキツいコースだわ」
特にUさんはアップダウンが多そうなので、ハーフに参加しようかどうしようか迷っていたところに僕が「大丈夫、大丈夫!以前走ったこと
あるけどそんなにキツいアップダウンがあった記憶はないよ」なんて、思えば無責任なアドバイスをしたからです。
そこから延々、続く続く上り坂・・・・。
いい加減なアドバイスした責任とって自分が歩くわけにいかないなぁ、と心に決めてとにかく前へ。 Garmin に目をやるとKmあたり6分を越えるスローペースなのに脈拍数は165。 最大心拍数=220マイナス年齢の公式から考えると既に「やばい」ゾーンへ。
平常時の心拍数56くらいを考えても既に3倍か・・・
ところが下りに入ると一度は折れた気持ちもリセットされて、kmあたり4分10秒台の快速でバシバシ下ります。
下りで脚を痛めにくくなったのは夏から始めた脚系の筋トレの効果かなとチョット嬉しくなりながら、「早く平地になりますように」「もう上りがありませんように」と祈りながらのランでした。
10km地点で50分20秒くらいだったので、後半4分30秒/Kmペースでいけば念願の100分切も可能かなぁ、と思いつつも後半戦に長い坂が出てきたら諦めだな、と思いながらとにかく精神力で前へ。
あと3kmの標識が見えた時、Garmin とは1km弱の誤差があったのだけど(これは長いトンネルがあった影響かな?)、もしかしたらイケるかも!とチャレンジ精神が頭をもたげました。 腰を高く、背中を伸ばし、足の裏に地面を蹴る意識をもってイザっ!
いつものことながら最後の500mは泣きそうなくらい厳しく、最後の最後まで100分切れるかどうかわからなかったけどゴール時のGarmin がまだ1時間39分を指していたので、「やったぁ~」。 ホント嬉しかったです。 1時間40分32秒というのが自己ベストで、2年前の世田谷ハーフマラソンで100分を切れなかった悔しさをようやく雪辱できました。 厳密に言えば両レースとも陸連公認でもないので、距離の誤差は多少あるのですが、記録は記録。 満足です♪ 記録は1時間39分44秒でした。
10kmの部で先にゴールしていたSさんも64分の自己ベスト。 レースはまだ2度目。しかもあのアップダウンで見事なもんです。
若さでしょうねぇ。
Sさんとお弁当を食べてから、Uさん、Hさんを待たずに汗を流しに温泉へ。 これも3km近く歩いていいクールダウンになりました。
温泉はレース後のランナーで芋を洗うようなごった返し。 カラスの行水だけど汗を流してさっぱり。 ラウンジでSさんとビールを飲みながら既に完走報告を携帯でもらっていた、UさんHさんを待ちます。
3時ごろ2人が合流して、完走の乾杯! ならびに僕からのお詫び。 本当にあの最初の上り坂を見たとき僕を恨んでいるだろうと思いましたからねぇ。
帰りのマラソン列車に乗ろうと宴席を発ったのですが、温泉からのシャトルバスが無い!
ここからクールダウン第2弾。 駅までの1km強のアップダウンをせっせと歩きました。 なんとエネルギーを消費する1日でしょう。
帰りの電車内は爆睡でした。
今まで一人で参加して一人で走って一人で帰ってくるというレースが多かった身としては、仲間と一緒に苦しみと喜びを分かち合えるレースは本当に楽しいもんです。
Sさん、Uさん、Hさん、ありがとう♪ 筋肉痛に負けず、良い1週間でありますように。
2008-10-27
勝沼ぶどう郷ハーフマラソン
2008-10-23
調理時間は守ってね
もう先週の話なのですが、東京夢舞いマラソンが終わって、ボラティアで走れなかった鬱憤を晴らそうと翌13日に27kmほどLSDしたのです。
走りが終わって駅のコインロッカーから荷物を出して、いきつけのジムに直行。
実はここのジムで、「高濃度酸素カプセル」なるボディケアメニューがあって、4回分をプリペイドしているのでした。
40分と50分コースがあるのですが、僕は50分コース。
カプセルに横たわって、内部の気圧を高め高濃度の酸素でカプセル内を満たし、口元にもそよ風のように酸素が吹きつけられるという仕掛けで、終わるといつも頭も身体もスッキリです。
ダイエットや疲労回復に抜群、という謳い文句に踊らされ、しまなみ100kmの前にもコンディション調整で利用しました。
で、最後の4回目が残っているので疲労困憊の今が良いタイミング、と申込みカプセルの中に入ったんです。
いつもの通り、高圧に耳抜きをした後は、口元に酸素を受けながら爆睡。
どのくらい寝ていたのかなぁ・・・ 目覚めるとまだカプセルの中。
いつもは内部スピーカーから聞こえるスタッフの「お疲れ様でしたぁ」の声に起こされるのですが、未だみたい。
そこでまた少し眠れたのはよっぽど疲れていたんでしょうね。
しばらくすると、スピーカーからいつもの声掛け。 スタッフがやってきてスライド式のドアを開けながら言うには「すみません。ちょっと時間が延びてしまって・・・」と。
「まぁ、いいですよ。ちょっと得したのかな」なんて愛想よく応じようと思った矢先、壁の時計を見るとナント1時間30分が経過・・・
40分のオーバー・・・
頭も身体も異常を感じないのでそのままジムフロアを後にしたのですが、身体のことよりも僕がカプセル内に入っていたことをスタッフの誰も気がつかなかったということに、一抹の寂しさを感じたのです。
電子レンジみたいに、50分たったら「チン」とか鳴るようにしておけばいいものを・・
身体中酸素で満たされ、「今焼かれたらよく燃えるんだろうなぁ」なんてアホなことを考えながら風呂に入り帰路につきました。
得したけど妙に寂しいという経験のお話でした。
2008-10-05
Running in San Francisco Part-2
もうとっくに帰国したんですけど、SFを出発する日(26日)の朝、また市内を走りました。
その報告を少々。
今度は Golden Gate Bridge 近くまで距離を伸ばし、往復で18km。
帰国翌日に予定された越後湯沢のハーフマラソンをキャンセルすることを決めていたので、その代わりに、と気合を入れました。 関東近県のレースならまだしも、成田に夕方ついて翌朝5時に家を出て新潟までドライブしてレースなんてやっぱり無茶ですからね。
もうすぐ目の前にGolden Gate Bridge が見えます。ここを折り返し地点にUnion Square に引き返し。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh6qL7lBB9iejMEUznREWerdIW6-ERcxKuexy9EuoikBpgG5xBhPegSPFf0iIIsrZEXY_x9_UJaRpn_XawNcloMmGbXLWlGxuZ6-IUnhPNwjakKfiwYQw5YG-axDEaMaPWsN3FfmCxW2mI/s320/SF-2-1.jpg)
途中の公園で、何やら週末のイベントの準備中。 ランナーにはレースでお馴染みの簡易トイレが並んでいたので、拝借。 最初に許可を求めたオッサンが何やら渋っていたら、後ろから黒人のお兄ちゃんが "OK, OK, Go ahead" と言ってくれました。
日本のより少々横幅が広いのは、アメリカ人体系仕様のせいか・・・
ホテルに帰ってからGarminでチェックしたら、km あたり 5分28秒と、時速11kmペース。
もっとゆっくり走るつもりだったのに・・・
下はGarminのソフトからGPSがプロットした当日の走路。 赤くマークしたのが、Union Square .
あと2km くらい走れば、Golden Gate だったんですね。
さぁ、10月は気合入れて走るぞぉ~