Net time 4時間7分35秒。 目標のサブ・フォーが達成できなかった悔しさもあるけど、本当にこんな楽しい走りはなかったです。 気温5度の寒さも雨も関係なかったです。
例によってGarminのGPSがプロットしてくれる足跡が、こうして東京のど真ん中に印されるのを見て、この大会の奥深さをしみじみ感じてます。
奮闘記はまた改めて。
2010-03-04
Tokyo Marathon
2010-01-17
2009-12-30
つくばを走ったこと
もう一月以上前のことになるので回顧メモになってしまうのだけど、今年の走りの中では4月の富士五湖チャレンジと並んで印象深いレースでした。
どちらも身体を壊したという意味で。
完走の喜びもあり充実感は格別なのだけど、結局身体を痛めながら「競技」に参加している辛さは走っている間中ずーっと感じていたこと。
つくばの方は距離的に言ってももっと楽しめるレースのはずだったのだけど、風邪をひいていたのが大きな理由。
本当は「勇気ある棄権」をすべきだったのだろうけどなぁ。
東京マラソンの前哨戦!なんて意気込みだったものだから結局無理してしまいました。
走っている最中咳込んだのだけど、咳があんなに身体を震わせるものだとは・・。腰から背中まで危なくつりそうになるような激しい咳。
さらに胃の不調・・・。
風邪だからと大事をとってレース前の一週間は禁酒して、内臓に負担をかけない様な配慮をしたつもりだったのだけど。 いつも持参して走る「ガスター10」を忘れてしまったのも原因。
風邪に方にばかり気がいっていて胃袋は盲点でした。
30km地点のトイレ休みで嘔吐しました。 ウルトラマラソンでも吐いたことは無いのに、初体験です。
嘔吐といっても胃液だけで(汚くて失礼)なんも出てくるわけじゃないのだけど、あれも辛い経験。
ガスター10は必需品ですな。
そんなこんなで30km地点から大幅ダウンして、結果はネット4時間16分。
あぁ~、3時間52分の自己ベストを楽に更新する計画だったのに・・・。
レースを甘くみちゃいけないなぁ。 それを肝に銘じた良い経験と思いたい。
さてさて東京マラソンまで2カ月を切りました。 12月は仕事の忙しさで100kmにも届かず。
やばいやばい・・・。
正月明けから気合を入れ直さなくては!!
2009-10-27
勝沼ぶどう郷マラソン(ハーフ) Katsunuma Winery Marathon
10月25日(日)、恒例のぶどう郷マラソンに参加してきました。
昨今のマラソンブームのせいか、いつもお世話になるJRマラソン列車のチケットはとれず、参加を楽しみにしていたSさんは定員締切で参加できず、と残念なレースとなりました。
会場で落ち合うはずのHちゃんともすれ違いで、まぁ散々です。
前日は大雨だし、車でかけた行きの中央高速も勝沼へのトンネルの前までは雨模様。
今日のレースはびしょぬれを覚悟しました。
でも不思議。 トンネルを抜けると晴れ間が・・・・
結局大会は曇り空のベストコンディションで、雨にはたたられませんでしたね。
前日3時間しか寝ていない寝不足でだったので無理しないようにチンタラ走ろうと思ったのですが、
スタートするなり身体が前へ前へのレースモードです。 やっぱいなぁ~こういうの。。。
と思いながら走り始めました。
ハーフは1500~1600人くらいの申し込みらしく、雨空の歩留まりを考えても1000人は
参加したでしょう。
最初の1kmはパックから抜け出せず、kmあたり6分くらいのスローペース。
ようやくいいペースで走れるころには、コースは上り坂へ。
以来、ずーっと上り坂。アップダウン。 膝が壊れそうな下り坂、と昨年同様の「戦意喪失」の道が
続きます。
下りでガンガン身体が進んでしまうせいか、チンタラ走りもできず、ゴールしてみれば昨年の自己新を
50秒以上短縮の1時間39分6秒。
まぁ、死ななくてよかったなぁ、と喜びもひとしおです。
帰りはお土産のブドウと、会場に出店している地元のワイナリーのワインを2本ばかり・・・
いやいや、天気も持ちこたえて、いいレースでした。
会場オープン間もない朝のスタート場所
同じくゴール風景。 ここを何時間何分で通貨できるかなぁ。
試飲のハシゴで走る前から少々酔っ払い気分・・・
地元ワイナリーの軒がならび自慢のワインが試飲直売されます。
2009-10-17
Tokyo YUMEMAI Marathon
もう一週間が経とうとしていますが、先週連休の中日11日は第10回東京夢舞いマラソンでした。
実行委員を務めて3回目。
日々の仕事の忙しさを抱えての種々の準備に、ボランティアとは言いながらも多少のストレスも感じながら本番までの作業をコツコツとするのですが、そんな苦労もこの日を迎えると忘れますね。
今年はランナー1500名と約60名のポタリング(自転車でのゆっくり走)参加で盛り上がりました。
障害者ランナーも50名ほど含まれています。
前日10日の会場準備に続き、当日は朝6時から四谷駅前の四谷中学に出向き、7時からのボランティア受付に備えます。
今年のボランティアは走路誘導、給水、本部会場合計で約350名。ランナーもボランティアも過去最大規模のひとつになる勢いです。
開会式に続き、9:00から9:30まで、1分刻みで50名ずつの時差スタート。
都内を交通規則を守って走るため、一度に1500名のスタートはできません。
台風18号が日本列島を襲った平日でしたが、連休2日目の日曜日はお天気も良く暑いくらい。
この気温だと今年は少々ペースダウンかな?と。
走路担当の車に乗りこんで、チェックポイントに資材を下ろしにいったりで午前中が過ぎます。
午後は走路班とメールでの連絡をとりながらランナーの帰りを待つばかり。
3時過ぎごろから完走のランナーのゴールがピークとなりますが、この瞬間が一番心が暖まります。
実行委員として「あぁ、今年もお手伝いできて良かったなぁ」と。
皆、嬉しそうにゴールするんです。
1500名規模のレースにしてはおそらく一番小さいFinish ゲートだと思いますが、一番暖かなゲートだと思います。
ゴールでランナーを迎えるのはボランティアの中央大学生。 皆、いい顔してます♪
17:00に最終ランナーゴールを受けて、18:00過ぎまで会場の片づけ。
19:00ごろ四谷駅を後にしました。
あ~、くたくた。でもホントに今年良い夢舞いでした!!
ボランティアTシャツのバックプリントは今年のコース。
今年や東京タワーと業平の新東京タワーをめぐる「二都物語」
Finish Gate を担当した中央大学からのボランティアメンバー。
「今時の若者たち」は明るく、楽しく、また頼もしい存在です。
一番小さな、一番暖かいゴールゲート。
通過ランナーに皆が声をかけ、女性には薔薇の一輪もプレゼントされます。
2009-09-20
夢舞いマラソン試走会 Tokyo Sky Tree 着々と
10月11日に開催を控えた第10回東京夢舞いマラソンの試走会。
本番のコースを走ります。
実行委員会メンバーと当日は走れないスタッフへの心遣いということで企画され参加人数は40名ほど。
例年に比べて大人数!!
四谷を出発点に、早稲田、神楽坂、飯田橋、本郷、浅草、業平、木場、月島、勝鬨、銀座、東京タワー、六本木、青山とめぐる42km。
景色を眺めながらキロ7分くらいで走るんです。
10時スタートで、ゴールが4時ちょっと前。
普段はめったに行く機会が無い東京の下町の顔が見られるのが素敵ですね。
写真は業平の Tokyo Sky Tree (第二東京タワー)。 正月の東京マラニックの時は地上に何も見えない平地だったのが、もうこんなに高くなってました。まだまだ高くなるんでしょうね。
これが完成すると、今の東京タワーは電波塔としての役目を終え、電波放送はすべて第2東京タワーに引き継がれるそうです。
下町の文化、商売も大きく変わりそうですね。 こういう建築物を見る度に、人間って凄い!と思います。
2009-08-16
先週末は・・・ August 15 the 64th anniversary
走りとは全然関係ないのだけど、終戦記念日の話。
僕の年齢では身近な存在に戦争の犠牲者がいて、例えば特攻隊の訓練中に「病死」となってしまったので靖国神社に祭られなかった叔父さん(母の兄)とか。
空襲で逃げている最中、左腕に爆弾の直撃を受けてそれが引き起こした破傷風で亡くなった祖母とか。(その爆弾は不発弾だったので、隣で逃げていたのは僕の母は命を落とさずに済みました。つまり僕がこの世に生を受けている幸運です。)
特別に政党やら宗教やらに関心も持たず、平平凡凡と生きてきた戦争を知らない子供達の典型世代で、優しい時代と言われた昭和元禄を呑気に過ごしてきたのだけれど、毎年終戦記念日あたりには、ちょっと襟を正して軍人にせよ、民間人にせよ、戦没者のことを考えてしまいます。
幼い頃から戦争のことを聞かされて育ってきたからでしょう。
良いことなんだと思います。
今年は僕の小学校からの友人でNHKに勤めるM君から「長い間制作にあたっていたサイトが完成した」と連絡をもらいました。
流石はNHK。この取材力は凄いです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/
風化させてはいけないものだと思いますね、本当に。
2009-06-01
Yamanakako Lake Road Race
過去2回のブランクを経て、久々に参加してきました。
昔の同僚のSさんは一周13kmへの初参加。
Sさんの「超能力!!」の甲斐あって心配された雨もゴール間際に強く降られただけで、他は気温15℃程度の快適な気候でした。
でも、できれば晴れて欲しかったですね~。 富士さんはまるで姿を見せず。
山中湖レースの楽しみの一つが奪われていました。
今年も、一周13kmが8000人、ハーフが4000人という人気ぶり。
5月は殆ど走っていなかったツケは16kmぐらいから出始めて、身体が前へ進みません。
2時間切れる確証はあったものの、できれば1時間45分くらいでゴールしたかったんだけどなぁ。
結果、1時間52分。
まぁ、贅沢と言ってはいけませんね。
レース後のホウトウも美味しく頂きました。
このレースなんだかんだ言って、楽しいイベントの一つには間違いありません。
来年は40分切るぞ~!
クジラの形に走りました~
2009-05-04
Challenge 72km round the 5 lakes Fuji Mt.
ちょっと報告が遅くなりましたが、4月26日(日)72kmのウルトラマラソン走ってきました。
前日土曜日はひどい雨だったので心配でしたが、当日は本当に良い天気。
風が強いのにはレース中苦しみましたが、雨に比べれば全然OKです。 追い風に背中を押されることもありましたしね。
携帯で撮った写真は接写モードのままだったというマヌケぶりのおかげで、最近の自分同様全てボケてますが、雰囲気はお伝えできると思います。
スタートは8:00丁度。 72kmの部の参加ランナーは500人ぐらいとのこと。
112kmの部、100kmの部のランナー既に夜明け前からスタートしています。
陽が上がり気温が上がっている分だけ救われますネ。
河口湖、西湖、精進湖、本栖湖をめぐるコースからは富士山が良く見えます。
112km、100kmコースはこれに山中湖が加わる文字通りの富士五湖チャレンジですね。
40km地点のエイド。 先に預けた荷物から着替えのシャツの長そでに換えます。(日没後もゴールにたどり着けないことを心配して防寒対策でした。)
心配していた右のふくらはぎ見事にパンク状態で、このエイドの直前ではリタイアを決めていました。
脈拍もこのペースにしては普段より20%くらい高いし、なんか調子良くない・・・。
「あぁ、残念だけどもうだめだ! さぁ、早いとこ温泉入って帰ろっ!」
ってな気持ち満々でエイドに入ってきたんです。
しかし、ここで休むこと30分。
だんだん闘争心が湧き出てきて、ここで負けてたまるか、と。
結局壊れた右足の足首をテーピングでぐるぐる巻きにして、ラン続行を決意して走り始めました。
2~3km走ったところで、「おっ、騙し騙しでも結構いけちゃうじゃん♪」という状態に身体がなっていることに気が付きました。
要するに止まっていけないんです。止まると再スタートの際に足腰がきしむ。
という状態で、1kmあたり7分のペースでトボトボ足を進めました。
復路の河口湖畔から離れいざゴールへの残り10kmへ。
綺麗な富士山の姿に元気づけられます。
しかし、ひどいんですよ~。このコース。 スタートとゴールが同じ「富士北麓公園」というところなのですが、結構高いところにあるんで、スタート後は延々下りが続き、その反対に当然のことながら延々5キロ近く登りが、それも半端じゃない登り坂が続くんです。
ここで戦意喪失。 とぼとぼ歩きました。 周りを見ると殆どの人が歩き。
この長い上り坂を見たとたん、10時間切りの夢をあきらめました。
制限時間11時間に入れるのは確実。 ま、これでいいか。 リタイア状態だったんだし・・・
なんて思いながら足を進めます。 ホント、歩きでもキツイような坂道なんですよ。
ランナーからゴール直前の高揚感を奪ってしまう、冷たいコースです。
全英オープンのラフとオーガスタの様なグリーンのあるゴルフコースでゴルフが楽しめますかっ!?
厳しきゃいいってもんじゃないでしょ! とか、もう不満タラタラ状態。
それほど上り坂が続くんですよ。
ところがあと2km地点で下りに転じます。 時計を見るとまだ十分10時間は切れそう!
文句言ってる場合じゃない、と。Km6分ペースに転じてゴールを目指します。
結果は9時間48分で見事10時間切り!
どのレースでもそうだけど、諦めないで良かったぁ・・・と、今回も達成感が身体を満たします。
完走のメダルを首にかけてもらって満足満足。
でもなぁ、サロマ湖は80kmで10時間の関門だからまだまだサロマ制覇のペースには遠いんですね。
来年こそはサロマ完走に標準を合わせてまた精進しようと心に決めました。
以来一週間以上走らず身体を休めてます。
そればかりか、暴飲暴食の毎日・・・・
GW明けから真面目にトレーニングしようっと。 ホントですよ。
次は山中湖ハーフレースです。がんばろっと。
2009-03-29
草加ハーフ、Qちゃんと走ってきました
イイ歳こいて、こんなミーハーになっていいんだろうか? と思いつつも、「ゲストランナー高橋尚子」の売り文句に即参加を決めた「草加ふささらハーフマラソン」
市制50周年を記念しての大会とのことで、来年以降続く大会なのかわからないのだけれど、市民にとってはとても大切な記念行事。
ゲストランナー効果か、全国から6000人の参加(北海道から4名、沖縄から1名と・・・)。
ハーフは5000人。 Qちゃん人気凄いです。
普段は開会式なんぞ無視してアップしているのに、今回は早めに並んで前から3列目を陣取りました。
開会式が始まる7時30分にはもうステージ前は黒山の人だかり。
委員長の開会宣言、市長の話や来賓の紹介に続きいて、出てきましたねぇ。高橋尚子。
流石に近くで見ると現役引退したものの、まだまだオーラを感じるものがあります。
後から知ったことだけど、TBSの新番組のキャスターとしてオーガスタでの石川遼のインタビューにいくために、今番から渡米とのこと。
それなのに、ハーフを走るというサービス精神に感服しました。 普通ゲストランナーって、5kmとか10kmの部をお付き合い程度に走っておしまい、ってのが多いのに。
ハーフスタートは8:00。 そのランナーをスタートゲートから手を振って見送り、本人はそれから集団に追いつくようにスタート。
5kmもいかないまだ混雑状態の中で走っていると、後ろから「Qちゃんくるよ~」の声。
振り向くと「はい~、脚元気をつけてぇ~」と声をかけながらランナーを縫うように走ってきます。
さすが・・・速い。
あっという間に見えなくなってしまいました。
しかもゴール手前のあと1kmというところでは、向こうから「もう少しですよ~」とQちゃん逆走してくるではないですか・・・
すれ違うランナーにハイタッチ。 思わず左手を差し出してタッチしてもらいましたけど。
いやぁ、感激ですよねぇ、ランナーにとっては。
タイムは途中トイレに使った3分がきいて、100分を切れず1時間42分だったのだけど、今年の初レースとしては十分。 しかも僅かな時間でも高橋尚子と走れたことはいい思い出になるレースでした。
ミーハーかなぁ。
市街地を走るコースでしたけど、沿道の声援も暖かく、良いレースでした。
給水をマメにしましょうね、とかアドバイスのスピーチ。
ゴール直後にもらったのは、スポーツドリンクとバナナと草加せんべい。
それから高橋選手とタッチした左手です(笑)