うーん、ヤッパリ夜行バスでフルマラソンに参加するのは無謀。
翌日も仕事があることを考えると、別のレースをアレンジ、というのが一番正しいなぁ。
今年はフルをあと2レース走るのが目標だったので、急遽作戦を建て直し、
1.11月27日の河口湖
2.12月11日の栃木県佐野市のマラソン
の2本にチャレンジすることにしました。インターバル2週間はちょっときついかなぁ。
今回のキャンセルでは、参加料もANAのマイレージのキャンセルマイル数ももったいなかったんだけれど、これはいわゆる「サンクコスト Sunk Cost:埋没コスト」の考え方で割り切るしかないですね。
ビジネスや経営判断の場面で、既に使ってしまった費用に対して、そのもったいなさを判断材料として敢えて「考慮しない」という考え方です。 「せっかく使ったんだから」という考えに固執することで、本来の判断の良否が歪むことを避けるわけですね。
財務諸表には厳然と記載される現実に支払ったお金なので、これを無視することは辛いし、責任も感じるところなのですが、敢えてそうしない。 アメリカ人はこの発想うまく使いますね。
例え話では、テニスクラブとテニスエルボゥ(肘の病気)が引用されることがあるのですが、例えば、大金を支払ってテニスクラブに入会する。しかし、直後に医者からテニスエルボゥと診断され、テニスをしないよう通知される。
さてこの人の判断は・・・・
1)せっかく大金を支払ったのだから、だましだましでもテニスを続ける。
2)サンクコストと割り切って、別のレクリエーションを探す。
(1)の結果、日常生活にも支障を来たすような肘痛に悪化してしまうことを避けるのですね。
一方、財務諸表に現れず実際にお金の動きもないけれど、ビジネス判断に取り入れなければならないのが、「機会コスト/Opportunity Cost、あるいはヒドゥンコスト Hidden Cost 隠れコスト」。
受注のための電話回線数が足りなくて、話中によってお客からの注文を逸したと思われる金額、ネットワーク障害が発生した場合のインターネット経由ビジネスの損害額、等々です。
まとめると以下の様になります。(なんかレクチャーっぽくなりました)
マラソンの話からかなり発展してしまいましたが、こうして自分を慰めてます。
昔、友人に「婚約指輪購入はサンクコストと考えて判断すべきか?」と尋ねる輩がおりました。 今更何を判断するのだ、バチ当たりめ!
2005-09-15
ダブルブッキング、その後・・・(やっぱり歳を考えて)
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